ホームページはデザインも大事
ホームページを制作する際に重要視するのは何でしょうか。個人が趣味で作るサイトであれば、デザインやユーザービリティにこだわる必要もなく、極端な話自分さえ満足していればそれでOKだと思います。
しかし仕事で使うホームページや集客を目的としたものであれば、そういうわけにはいきません。
いくら自分がいいと思っていても訪れたユーザーが使いにくいと判断した場合は簡単に離脱されてしまいます。
必要以上に凝る必要はないですが、やはり最低限のデザインは絶対に必要です。
もちろんここいうデザインとは芸術的なアーティスティックなデザインという訳ではなく、ユーザーが見やすく使いやすいと感じてもらえるデザインという意味です。
ファーストビューでユーザーが離脱しないようなデザインと導線作りは特に徹底して作り込むようにしたほうがいいでしょう。
今は情報が溢れている時代です。自分のホームページと同じようなサイトはそこら中にありますから、少しでも違和感があったり、見にくい、使いにくいと思ったらユーザーは簡単に離脱してしまいます。
そういう意味でも売り上げアップを目指すならデザインも非常に大切です。
誰のためのデザインか
ホームページのデザインについておもうところは、まったくデザインではなく ポップカルチャーの領域を出ないただの流行 という厳しい視点を持っています。
『誰のためのデザイン?』でドナルド・A・ノーマンさんが指摘しているようにデザインとはそもそも機能をわかりやすく表現するためにあるべきもので、これが綺麗とか流行っているとかとは無縁な世界のはずなのですが、ここ10年間ネットでサイトを見ていて思ったことは、統一されたデザインなどまったくないということです。
俗にいうブラウザ戦争(バージョンや製品によって見た目が違う)などの技術的な影響ももちろんあるので一概には言えませんが、使っている人をおざなりにした設計がまだまだあるように思います。
たとえば パンくずリスト一つとっても分類や粒度が統一されていません。
検索の単語が否定和が行えない、など、現実に即した部分が無視されており、機能美から程遠く感じることもあります。
WEBの世界でいうデザインとはまったく機能性がなく、綺麗な色がちりばめられているといった印象を拭えずにいるのです。
ホームページデザインは重要
ホームページデザインって重要ですよね。いちがいにスタイリッシュでお洒落であれば良いというわけでもないんでしょうね。
私が思うに、ニーズに合ったもので、判りやすいものが一番だと思います。そして印象的なら尚良しですね。
とにかく私としては判りやすいのが一番だと思います。私にとってデザインって言うのは機能美ですから。
最近のホームページはちょっと華美すぎて結果わかりにくくなってる場合がありますよね。
でも、例えばクリアランス感満載のページだったりすると、購買意欲をかきかてるためにも、少々内容を詰め込んだページの方が良かったりもしますよね。兼ね合いもありますね。
最終的には購買に繋がるかどうかが一番要ですので、商品を比べやすい、選びやすいというのも重要となってきます。
そこでは商品情報の整理が要となってくると思うんです。
使い安さ、判りやすさに繋がるデザインはやはりプロならではのお仕事なのでしょうね。
パソコンだけでなくスマホやタブレットも加味したデザイン
昔はパソコンのブラウザだけを意識して作っていれば良かったのですが、今はスマホで見る人、タブレットで見る人、ノートパソコンで見る人、大画面のデスクトップで見る人などホームページにアクセスしてくる人の環境は様々です。
特にスマホは縦型が主流なのに対して、パソコンは横幅の長いワイド画面が主流です。これらの画面で同じホームページを表示させれば、かならずどちらかが見にくくなってしまいます。
ごくまれにパソコンも縦画面と併用して使っている人もいますが、ノートパソコンを含めて、ほとんどは横幅の広い画面です。
ホームページ制作会社が顧客のサイトを作る場合も単にレスポンシブルにするだけでは、思ったような見せ方ができにくくなっているのも事実でしょう。
パソコンのワイド画面なら素晴らしく良いデザインに仕上がったとしてもスマホなら、全然違った見え方になってしまうことも少なくありません。
もちろん予算のある会社はスマホバージョンとパソコンバージョンを分けて、アクセスしてくる端末の画面サイズによって、表示させるデザインを変えたりしているところもあります。
しかし実質2つのデザインが必要になるし、ホームページの表示内容自体も変える場合は、かなり大きなコストが余計にかかってしまいます。
中小企業や起業したての小さな会社や店舗などのホームページの場合はおうした予算をかけることもできないため、どこかで妥協することも必要かもしれません。